製品情報

 

近畿大学の技術で「におわないブリ」開発

 
 

魚離れが進む近年、魚の美味しさを知らない人が増えています。魚を食べない理由は様々ですが、中でも「におい」を気にする人が多いことに着目しました。ブリ特有のにおいは美味しさの一つですが、苦手と感じる人にとっては抵抗感を生んでいます。より多くの人々に魚を食べてもらうため、近畿大学と企業が協力し、においを抑えるための技術を開発しました。

 
   
 

専用配合飼料【(株)中部飼料と共同開発】
養殖魚のにおいは、餌の影響を多く受けます。そこで、中部飼料と専用餌「匠シリーズ」を開発しました。においの元となる魚粉(動物性たんぱく質)の割合を低くした代わりに大豆粉末(植物性たんぱく質)の割合を高くし、昆布の粉末、お茶カテキンなども加えることで、魚のにおいを抑えることに成功しました。脂質は高いのにさっぱりとした旨みのあるブリに仕上がりました。
機能性真空パック【積水化成品工業と開発】
積水化成品工業と開発した機能性真空パックで、表面酸化によるにおいの発生を防いでいます。天然物由来のポリフェノールを塗布したフィルム「鮮の匠」は酸素と結びつきやすい特性があり、真空パック内に残るわずかな酸素を吸収することでブリの表面酸化とドリップを抑えています。
漁場からの情報管理クラウド【富士通と開発】
養殖場と食縁本社を繋ぐクラウドシステムを富士通と開発。生簀ごとの種苗、餌、薬、生育状態などを管理できるようになりました。これによって、養殖方法で育成された魚が確実に消費者に届くようになりました。